ボカロPがiPhoneで作曲 ガレージバンドでコード進行の聴き比べをしてみよう
作曲を始めたいクリエイターの卵たちへ
DTMとは?作曲と編曲の違い?何からやれば良い?
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A23LAB.の「作曲DIY ボカロPの始め方」
第9回の今回はコード進行の悩みについてです
大丈夫、誰もが皆な最初は初心者です!
summary
・作曲する時の悩みの定番
・コード進行の魅力
・コード進行の沼
コード進行とは
作曲を始めようとする場合、ぶち当たる問題
「コードって何?」
ネットや本で調べた人も多いと思います。
このブログではコードとは何か。
的な難しい言葉の理論的なことは書かない予定です。
ここではテキストと動画でわかりやすいをテーマにした
ハイブリッドなブログにしたいので
「こんな組み合わせなら、こういった響きになる。」
「こんな組み合わせでも良いんだ。」
って音を聞いて動画を見た後にすぐ使いたくなる
そんなコード進行の紹介ができればと考えています。
コードって少しギターを弾こうとした人や
ピアノを習っていた人などにとっては
多少なじみのある言葉だとは思うのですが
全く音楽理論に触れてこなかった人の方が世の中には多いはずなので
コード進行の事なんて知らなくて当然です。
超ざっくりわかりやすくまとめると
「曲の雰囲気を決める音の響き」
みたいな感じに思って下さい。
コードを決める→曲のココの部分どんな雰囲気にする?
こんなイメージで大丈夫です。
理論的な事など細かなことまで知りたくなった時には
世界中の有識者の参考書やブログなど色々と深堀りしていっても良いと思います。
「そうは言ってもそもそもコードを鳴らせない。」
大丈夫です、今まで書いてきたわかりやすいブログがあります。
まだ読んでない人はぜひご一読お願いします。
無料のアプリiOSガレージバンドには
とても便利な機能があるのです。
これを使っていろいろなコード進行を聞いてみましょう
コード進行の魅力
ただ、コードだけ聞いてもイメージが膨らみにくいかと思うので
今回は同じメロディ、同じビートに対して
色々なコード進行で聞いてもらいコードの選び方で
様々に変化する様子を是非とも参考にしてください。
※音量注意
今回、キーはC
使用したコードの進行の下に数字での動きも書きます。
こうする事で、キーが変わってもコードの動きを理解できるので
かなり応用が効くようになります。
まずは「そんな考え方もあるんだ」程度に知っておいて下さい。
1. F→G→C→Am→F→G→C
(4→5→1→6m→4→5→1)
1章節に1つのコードを弾いて章節毎に動いています。
最後だけ2 章節、Cを弾いてます。
2. Am→F→G→Em→Am→F→G→C
(6m→4→5→3m→6m→4→5→1)
1章節に2つのコードを弾いて動いています。
進行の5(ここのGの部分)の後にどこのコードに行くかでかなり雰囲気が変わりますね。
この進行で1章節毎に動くパターンもあります。
3. C→G→Am→G→F→Em→F→G
(1→5→6m→5→4→3m→4→5)
上の2つに比べるとかなり雰囲気が違うように聞こえる進行。曲のキーがCでコードが進行の1 (ここのCの部分)から入るとこういう響きになります。
4. F△7→E7→Am7→C7→Dm7→E7→Am7→Bdim→C7
※△はメジャーの略なのでここではFmajor7の事
(4→3→6m→1→2m→3→6m→7dim→1)
上の3つとも全然違う曲に聞こえる進行。
まず英語や数字が増えてよくわからないごちゃごちゃした感じが曲からも読み取れます。
この「セブンス」と呼ばれる響きが良くも悪くも耳に引っかかる音でして、
曲のアクセントには欠かせない要素でもあります。
このように一つのメロディに対してもコード進行によって
様々な素現ができるのがコードの魅力ですね。
ここで選んだ進行はとても定番な動きなので
きっと聞き馴染みの良い響きだったのではないでしょうか。
動画の後半に出てきた数字のついたコードでは独特の響きを表現することが可能で、
さらに9,13という独特なテンションコードと呼ばれる響きがするコードも多数あります。
コード進行の沼
曲を構成するにあたってコードが与える影響は大きく
料理でいう「味』ぐらい重要な要素であるかと考えます。
ただ重要だから難しいことをしようと考えたり
悩みすぎると曲が完成しなくなる、、
そんなパターンはあるあるかと思います。
そうならないように過去にブログで伝えた
「どういうコードを選ぶことがこの曲にとって一番理想的な形になるか。」
という明確な判断基準が自分の中で決まるので
悩みながらも自分の目指した仕上がりの形に向かって
制作していくことが出来るんじゃないかと思っています。
今回はコード進行についてお伝えしましたが
いかがでしたか?
より実践的な状態でコード進行を感覚的に知ってもらうことで「これなら出来そう」
と思えたんじゃないでしょうか。
少しでも苦手意識が無くなってくれたら嬉しいです。
A23LAB. Capricious Library Report 09
次回は、、
・コードとメロディ
・こんなコード進行もある
・要素は沢山
このブログをきっかけに
・曲を作ってみた
・久しぶりにギターやピアノを弾いた
・音楽を始めた
・昔のバンドメンバーに連絡をとってみた
・A23LAB.の曲いいじゃん、聴こう
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