作曲を始めたいクリエイターの卵たちへDTMとは?作曲と編曲の違い?何からやれば良い?費用はどれくらい?そんな疑問を分かりやすく伝えるブログA23LAB.の「作曲DIY ボカロPの始め方」第8回の今回はトランスポーズを使った編集についてです大丈夫、誰もが皆な最初は初心者です!summary・続トランスポーズとは・オーディオリージョンの編集・ループ素材との付き合い方トランスポーズとは前回の記事で少しお話ししましたがトランスポーズとは「キーを変えることが出来る設定」の事。キーボードやDAWでは比較的搭載されてる機能となってます。どんなモノかと説明するとキーボードやDTMのソフト音源を鳴らしたとき「ド」の音、Cメジャーのルート音であるC再生すれば「ド」のCが再生されます。この音に対してトランスポーズ機能を使用する事で再生される音のキーを変更する事が出来るのです。大体の変更値として+1や−1の値で変更できて、半音づつ変化させられます。+12する事で1オクターブ変更する事ができます。ガレージバンドで変化させられる幅は+12と−12なのですが、LogicなどPCのDAWではもっと幅も広く変更させられますので、試してみて欲しい機能です。簡単にまとめるとトランスポーズは「半音づつ変化させる機能」と覚えておいて下さい。では、どんな時に使うのか。主な使い方はキーボードで演奏する際、急なキーチェンジがあった場合に、トランスポーズは非常に便利。ギターやベースなどは半音変える際は、1フレットずらして演奏する事が可能ですが、鍵盤で半音キーが変わると結構ややこしいのではないでしょうか。そんな時にトランスポーズを+1して今まで通り演奏する事でキーチェンジ完了なワケです。デメリットとしては弾いてる音と出る音が違うので気持ち悪いんですけどね。そんなトランスポーズ機能がガレージバンドではリージョンの音程を変える機能として使う事ができます。本来プロジェクトでキーを設定すれば、ループ素材もキーに合わせて変更されるのですが、使いたい素材のフレーズが上手くハマらない事も多々あります。ループ素材に合わせてコードを変えるのも良いですが、編集して作りたいようにループ素材であるオーディオリージョンを編集して思い通りに曲を作れるようになると、このiOSのガレージバンドでもできる事がとても広がります。オーディオリージョンの編集青いオーディオリージョンで行える編集をみてみるとサブメニューの中には「編集」はありません。緑リージョンのように1音づつ動かしたりは出来ないのです。青リージョンを編集させるにはサブメニューの中の分割、それと設定の中にある「スピード・逆再生・トランスポーズ」を使って編集する事になります。%3Ciframe%20width%3D%22902%22%20height%3D%22507%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FEIhqo7DmnAI%22%20title%3D%22%E3%80%90%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%83%BB%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E3%81%95%E3%82%93%E5%BF%85%E8%A6%8B%EF%BC%81%E4%BD%9C%E6%9B%B2DIY%E3%80%91%E3%82%AC%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%A7%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%B7%A8%E9%9B%86%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%83%BB%E5%AE%85%E9%8C%B2%E3%83%91%E3%83%91A23LAB.%E3%81%8C%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%8B%E3%82%89%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E3%82%92%E3%81%8A%E5%B1%8A%E3%81%91%EF%BC%81%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E※※音量注意※※スピード選択している青リージョンの再生スピードを変更させます。変化させる数値は固定で「1/4、1/2、2倍、4倍」この変化で音程は変化しませんが音量が少し変わる事もあるので音量を周りに合わせる必要があります。このスピードは変化させることで結構元の素材の印象が変わりますね。シンセを4倍にしてループさせてピコピコさせたり、ピアノを1/2にして1音だけ分割した音をベースにしたり加工には欠かせない編集。逆再生(リバース)文字通りリージョンを逆再生します。シンバルをリバースさせたりすると効果音として最高。エレピの単音などで聴いてみるとアイデアが広がります。アンビエント系のフワフワした曲で入っていると雰囲気良くなりますね。声の素材もリバースして分割したり、スピードを変えると面白い効果が得られたりします。トランスポーズ今回のメインである機能、ループ素材のキーを変更します。オーディオ自体を変化させるので、和音ならば和音が変化します。ビートやドラム音源も音程が変化します。単音の素材を1音毎に分割して、トランスポーズで音程を変化させることでその波形を並び替えてフレーズを再構築するような編集ができるようになります。さらにスピードを変更して分割したリージョンのトランスポーズを任意のコード進行に合わせて変更たフレーズを作り出せばオリジナルのフレーズが簡単に作成できます。このように曲のコード進行にハマらないリージョンのフレーズもトランスポーズを変更することでうまく馴染んで理想的な仕上がりになるでしょう。ループ素材との付き合い方既存のループ素材を並べるだけでも簡単に作れるのがガレージバンドの良い所ですが、だんだんとオリジナリティを出したくなるものです。フレーズが思いついたら緑リージョンで打ち込むも良いですし、上で説明した編集の機能と分割、ループを使って編集する事で自分なりのフレーズを作るのもこれはこれで楽しいです。ループ素材って冷凍食品のようなモノだと考えていて、それだけでも組み合わせれば完成するし、自分で手を加えることで色々な形に変化させる事ができるのです。とっても便利。逆に考えれば誰でも同じように使えるモノでもあります。まぁこれに関しては、個々人の考えがあると思うのであくまで私の一考えとしてなんとなくわかってもらえたら嬉しいです。まずは気楽な感じでチャレンジして欲しいなって思います。 A23LAB. Capricious Library Report 08次回は、、・作曲する時の悩みの定番・コード進行の魅力・コード進行の沼このブログをきっかけに・曲を作ってみた・久しぶりにギターやピアノを弾いた・音楽を始めた・昔のバンドメンバーに連絡をとってみた・A23LAB.の曲いいじゃん、聴こうなど、何か皆さんのアクションにつながる事がA23LAB.の喜びであり、ブログを書く原動力です。TwitterやInstagram 各種SNSアカウントありますのでコメントやフォローお待ちしてます。→ https://linktr.ee/a23labApple Music・Spotify・Audiostock‥etc 配信中%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Faudiostock.jp%2Fartists%2F4979%22%20target%3D%22_blank%22%3E%3Cimg%20src%3D%22https%3A%2F%2Faudiostock.jp%2Fassets%2Fas_banner%2Fbanner_300_250_02.png%22%20alt%3D%22Audiostock%E3%81%A7BGM%E3%83%BB%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E9%9F%B3%E3%82%92%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%B8%AD%EF%BC%81%22%3E%3C%2Fa%3E最初から読む • 一つ前の記事