どうも、グラフィックデザイナーの柚木勇魚です。 東京の会社でインハウスデザイナーをしながらデザインオフィス、PrismPlaneの代表をやってます。TRYANGLEもやってます。 CreativeLegionを作ったりもしてます。オス。 この記事はこのCreativeLegionは何の為に存在し、何が出来るのかについて説明していこうと思います。 読むのが面倒な人の為に簡単な説明を添えてスタートします。 「クリエイター皆で手を合わせてスキルを磨きながら発信力を育む」 そういうサイトです!では説明始め!!!CreativeLegion(CL)とは? CreativeLegionは「創る」を楽しむすべての人の為にはスキル・知識・自身の作品を公開、共有が出来るコミュニティが必要だという考えの元創られたブログメディアです。クリエイターにとっては情報発信の場であると共に、お互いのスキルを共有する場となります。 そしてそのクリエイター達を応援しているファンの方々にとっては様々な作品に触れる事ができるだけではなく、どの様にその作品が世に生み出されたのかを知る事が出来る場になります。クリエイターであれば誰でも書ける発信の場 CreativeLegion(僕が決めたのですがかっこ付けすぎて長い名前になったのでCLと呼びます)は、クリエイターであれば誰でも書ける発信の場です。 要はクリエイターだよ!って他の誰か、または自分自身が思える人なら誰でも自由に書き込む権利があるブログメディアとなります。 クリエイターのジャンルは問いません。 CLではWebデザイナーやフォトグラファー、DJやDTMをこよなく愛する方もプログラマーも全てがクリエイターです。 自分が好きな形で、誰かの為に何か生み出してさえいれば貴方は立派なクリエイターです。 CLを上手に使う事ができれば、TwitterやPixiv、様々なSNSをより活用して楽しくクリエイターとして更に高みを目指すことが出来ます。現代のクリエイター達に求められる3つの力 クリエイターとして活躍している方、これからクリエイターを目指している方に求められる力とは何でしょうか? 技術・経験・センスなど、様々な要素を求められる楽しくも非常にハードルが高い世界です。 独立している方はより良いものを生み出すべく、そしてクリエイターを目指す方々はいずれクリエイターとして活躍できる為にも日々様々なものを見て、学んでいると思います。 人知れずもう随分と長い事爪を研ぎ続けている方もいるのではないでしょうか? しかし、それほどまでに長い間爪を研ぎ続けているのにも関わらず一向にお仕事にありつけない方々が存在するのも事実です。 そして、意外な程にそういった方々は多いのです。 知り合いやSNSで見かける人の中でも絶対に素敵な作品を生み出すスキルはあるし、日々様々な事に興味を持ち自身の技術や感性を磨き上げている方がいらっしゃると思います。 多くのクリエイターが「どうして人気が出ないのだろう?」「何故仕事が来ないのだろう?」という疑問を胸に潜めながら日々作品を生み出し続けています。 いつしか諦めてしまう人も大勢居たかも知れません。 それは現代のクリエイターに求められるスキルが、単純では無い事に起因すると考えています。 全員が全員というわけではありませんが、自身の突出したスキルを武器に闘うクリエイターという職業にとっては苦手な要素が絡んできています。 自身の武器を磨く以外の作業にリソースを大量に裂く行為はとても勿体なく感じますし、何より楽しくありません それらのクリエイターに求められる力を単純に、楽しみながら身に付けられる場が必要だと考えた結果、CLが生まれました。「技術」を身につける クリエイターにまず求められる物、それは技術です。 卓越した技術、様々な物に触れる事で身につけてきた感性、素早く作品を仕上げる集中力。 全てをひっくるめて技術とした場合、皆さんならどの様に磨き上げていくでしょうか? 一に鍛錬、二に鍛錬。 そう仰る方も居ると思いますが、問題は鍛錬の方法です。 イラストレーターでは模写やひたすら描く事も大切でしょうし、作品を作るということは何よりも己の糧となると思います。 その作品や過程をそっとしまうだけではなく 是非このCreativeLegionを通じて発信して欲しいのです。 作品は人に見られる事で、アドバイスをもらう事もできるし、評価してもらう事もできるし 如何にしてこの作品が存在し得たかどうかを相手に伝える事ができます。 自分のファンだけではなく、他の記事を執筆するクリエイター達のファンや そのクリエイター自身にも見て貰えるかも知れません。 作品は人によって評価をされた瞬間に生まれるという考えもあります。 生み出した努力の結果を人知れず葬り去るのではなく自身の努力の結晶を記事に残す事で、自分を更に高める有意義な情報を手に入れる手段にもなるのです。 それが出来たら自分が発信するだけではなく他のクリエイターの作品や記事を読んでみてください。 きっと自分一人では辿り着けなかった知識や、様々な体験を与えてくれるはずです。 そして、新たな体験を与えてくれたクリエイターと交流してみましょう。 一人きりの鍛錬よりも圧倒的に楽しく学ぶことが出来ますよ。「実績」を積む 頼み事をするとき、まずは誰に頼むでしょうか?付き合いが長く絶対的な信頼がおける人間がいなければ、まずは誰が適任かを見定めると思います。 よほど簡単なことでなければ頼もうとしている事柄に対して経験があるか、そしてどんな成果を残して来たかで判断すると思います。 クリエイターの仕事はクライアントにとってとても大切なものですし、ただの頼み事に比べて圧倒的に慎重になるはずです。 絶対失敗できないデートで適当に目に入った居酒屋に入る人は少ないと思います。 食べログで検索して、過去にその飲食店を利用した人々の口コミ(実績)をよく読んで、実際に行く価値があるのかよく品定めするはずです。 ただでさえ今は情報に溢れています。なんでも調べれば出てくる情報社会です。 かつては大きな声さえ出せば売れる時代でした。広告による押し売りが有効だったんです。知って、決める。ただそれだけ。 知りうる情報が少なくて比較ができなかったんですね。 今は違います。様々な情報が手に入る事によって人々の行動はより複雑になってきました。 知って、興味を持って、調べて、比べて、決める。最良を選択しようと行動ができます。 美味しそうなお店を知って、調べてみたらもっと美味しそうなお店を発見して行っちゃったりしたことはありませんか? 我々も同じ様に見比べられる対象です。他のクリエイターと比べてどうなのか、クオリティーは高いのか?様々な要素で見比べられます。 しかし、実績が無いと見比べようがありません。レビューがなければ、どうしても博打になってしまいます。 では、がむしゃらに作品をアップしまくればいいのか? これに関して僕は、ある意味で正解ですが決め手にかけると思っています。 作品を見ることができればある程度の技術は判断できるかもしれません。 ですが、クライアントとのやりとりは決してインスタントなものではありません。 店頭に並んでいる既製品をヒョイっと買うのではなく、基本的にはクリエイターを信頼して打ち合わせを繰り返し生み出されるオーダーメイドの一品が我々の提供するものの大多数を占めていると思います。 飲食店を訪れる時、本当に大切なのは星の数ではありません。味の美味しさはもちろん、どの様な方式で食べることができるのか、どんなメニューがあってどんな店員さんがどんな接客をしているのか? 実際は上手いか下手かなんて単純なことではなくもっと細かな場所が大切なんです。 納期を守れるか、迅速な対応ができるのか、どれほど求められたものを忠実に実現するのか、人柄はどうか、いい提案を逆にしてくれるのか その情報を伝えるにはただただSNSで発信したり、作品を次々見せつけるだけでは到底無理です。 ですがCLを利用すればSNSで興味を持ってもらい、より多くの情報をこうしたメディアで伝えることができます。 そして、実績を作るためにまず取り組むべきことは「一人きりで努力」する事に固執しないことです。 CLというコンテンツがしかりと動き出せば、この点についてはもう問題になりません。 同業のお仲間から溢れた仕事をシェアしてもらったり、一人では出来ない依頼を誰かと共にこなした方が圧倒的に有益な実績が生まれます。 そして、その過程をここに書き記せばパーフェクトです!どんどん自分の実績をCL上に蓄積していきましょう。 幸いな事に、メニューからクリエイターをクリックすればいくらでも仲間にたどり着けるのですから。「発信力」をつける 今という時代は情報社会となり、大きな広告媒体に頼らなくても個人個人が情報を発信できる素晴らしい時代です。 貴方が今日の昼に飲食店で頼んだスパゲッティに髪の毛が混入していたという情報も、友人の家で生まれた猫を誰かに譲りたいという情報も簡単に全人類に向け発信できます。 フォロワーがいれば。 個展を開催するという情報も、いかに美しい絵をどれだけの技術と経験を持ってして生み出し得たのかという情報も指先一つで全世界に発信できる時代です。 フォロワーがいれば。 この時代において情報は武器です。 先ほど書いた二つの武器「技術」と「実績」も情報という形で武器になり、クリエイター達の戦いに力を貸してくれます。 ですが、その武器も単品では力を出しきれません。情報は伝わって初めて効果を発揮するからです。 折角長年かけて培ってきた技術も努力も実績も経験も、伝わっていなければ意味がありません。 作品を見てもらえなければ、その作品はこの世に生まれたと言えるのでしょうか? 「インフルエンサー」という職業は、大昔からあったものではありません(多分)。現代という時代が生んだ職業です。 それほどに「発信力」は強大な力であり、他の武器を何倍にも強化することができる重要な要素です。 大きな声が単純に強かった時代は終わりました。しかし、大きな声は単純ではなくなっただけで今でも最強です。 知って、興味を持って、調べて、比べて、決める。この流れが存在しても、声が大きくなければそもそも知って貰えません。 ただ、しっかりと発信力を育むことができれば、知る段階からとてつもないスタートダッシュがかけられます。 単純に知ってもらえるチャンスが増えるわけではないんです。他の「比べる」や「調べる」段階にすらアプローチできるんです。 美味しそうなお店を知って、調べてみたらもっと美味しそうなお店を発見して行っちゃったりしたことはありませんか? 発信力があれえば、もっと美味しそうなお店だということを相手に伝えることもできます。 そして、現代では個人でもその大きな声を獲得し「インフルエンサー」なる存在になることも可能です。 とはいえ、ただただ日々活動したところで徐々にしかフォロワーやファンは獲得できません。 知られれば知られるほど力が増すものの、序盤は難しいものです。そのうちバズる、で何とかなるほど世の中は甘くないです。 かくいう自分もフォロワー数で言えば1500名程度。とても大切な友人も含まれていますし感謝もしていますが「発信力」という点では心細い数字です。 ですが、発信する側が一人ではなかったらどうでしょうか? 僕が様々な作品を仕上げCLにアップし、その成果を評価してもらい、また見にきてもらう。 CLという同じ場所で複数のクリエイターがそれを繰り返したらどうでしょうか? 僕を応援してくれる方が、僕を見にきて、その時他のクリエイターとともに新たな実績を生み出す過程を見る。 それが日々繰り返される状態になったCLで、僕のことを見てくれるのは1500名のフォロワーだけでしょうか? そして、僕に興味を持ってくれた方は僕以外の素晴らしい作品やクリエイターさんに巡り逢えるのではないでしょうか? 一人きりで努力する必要はないんです。個人が大きな声を手に入れられる時代に、団体で挑まない手はありません。 協力しあって、CLごと大きくなってしまえばいんです。 その頃にはきっと圧倒的な技術を身につけ、それによって多数の実績を作り、堂々と発信できるようになっているはずです。CLを始めるには? もう指が砕け散りそうなので締めに入ります。 CLを始めるにはどうしたらいいか、です。CLライターになる資格 Creative Legionのライターになる資格は「TRYANGLEに参加しているクリエイターであること」です。 記事の内容は基本的に問いません。 食えているかは問いません。 アフィ貼っても別に構いません。 どういう動機であれ自分がクリエイターであれば条件は満たされています。 是非とも参加してください。 ただし、いくつか条件があります。 R-18系の内容はNG(子供も見るかもよ!) 他人の迷惑になる行為はNG(当たり前だよね!) CLや、クリエイターの品格を貶めるような内容はNG(アフィ90%文章10%の記事を乱立するとか、他を馬鹿にするとか) 要は、自分がされて嫌なことや常識的に考えてあり得ないことをした場合、数回の警告後永久に書き込む権利は剥奪されます。 どんな理由があろうと剥奪です。何ならPrismPlaneが関わるコンテンツやイベントも含めて参加権を剥奪します。 やりすぎ、やり過ぎじゃないの問題ではありません。 他のクリエイターさんも含めてお互い助け合う事が目標のコンテンツとなります。 それだけは守ってください。CLライターへの応募 下記サイトを参考にTRYANGLEへ参加、自己紹介をしてから該当するチャンネルから応募してください。https://tryangle.prismplane.jp/最後に こんな長い文章を最後まで読んで下さり、ありがとうございました。 途中どうしてもふざけてしまいましたが、伝えたいことは全て書いたつもりです。 実はこの企画自体は20歳くらいの頃に考えていたアイデアが元となってます。本体はもっともっと大きい計画で、CL自体は始めの一歩です。 僕がクリエイターとして生きていくと決めた時、いろいろな方法で人と知り合って技術を学ぼうとしましたがあまりにもコミュニティが限られていて狭き門だと感じました。 何なら僕は中卒です。それでも独学でここまでやってきています。そして、好きな事を仕事にできて本当に幸せです。 だからこそ、学校に行こうといけまいと好きな事を仕事にできる権利は誰にでもあると思っています。 環境や状況が理由で夢を諦める人が存在する、類稀なる才能も知られる事なく萎んでいく事があるという現実が許せないんです。 このCLは、そんな今の仕組みを解消できるように20から考え続けた作戦の第一歩であり、テストケースです。 どうか暖かい目で見守って、可能であれば参加したり、見にきたりしてやってください。 今後ともよろしくお願いいたします。