近年では、リスキリングに興味を持つ人が増えてきました。ここではその概要や本当の意味で効率的な手段をご紹介いたします。僕は完全独学でグラフィックデザイナーとしてキャリアを開始し、実際にブランディング、マーケティング、DTPやWEBデザイン、動画編集に至るまでさまざまな領域のスキルを身につけてきました。著者について信頼できるクリエイターがどうかはよろしければこのアカウントを見て判断してください。https://twitter.com/137yugi全て独学ですが、安定的な案件の獲得と同時に比較的高級なサービスを提供しています。スクールなどが主流の現在ですが、必須ということはありません。本当に必要な知識だけを取得していくことであなたのスキルは何倍にも輝きます。リスキリングとは?経済産業省によるとリスキリングの定義は「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、 必要なスキルを獲得する/させること」となっており特にデジタル化と同時に生まれる新しい職業や、仕事の進め方が大幅に変わるであろう職業につくためのスキル習得を指すことが増えています。これはクリエイターにも言えることで、目まぐるしく変わるトレンドや技術、増え続けるクリエイターの影響により一つの技術ではなく新たなスキルを取得し、組み合わせないと生き残れない時代になっています。クリエイターにおけるリスキリングのメリットクリエイターに必要な要素は基本的に以下の三つと定義しています。・「発信力」情報を発信しクライアントに見つけてもらい、興味を持ってもらう力・「スキル」クリエイティブを通してクライアントの必要とする制作物を提供する能力・「実績」クライアントに安心して依頼してもらうためのサービスの事例リスキリングを通してクリエイターのスキルが増えることで、以下のメリットがあります。・学習した内容や経過をアウトプットすることでコンテンツとなり、「発信力」が高まる →現役WEBデザイナーが動画編集者になるまでなどのコンテンツをSNS,ブログで発信し知名度を高める、仲間を増やす・既存の「スキル」と新しい「スキル」を組み合わせより幅広い表現を可能となる →イラストレーターがWEBデザインの技術を身につけ、他にはない世界観のサイト制作を可能にする・学んでいく過程で生まれた様々な作品をポートフォリオに加えられるクリエイターがリスキリングを実行する為の3ステップリスキリングの魅力は理解していただけたでしょうか?では、実際にスキルを身につけてみましょう。とはいえ、むやみやたらに本を読めばいい、とりあえず何かを作ればいいというわけではありません。具体的には以下のステップを踏むことで、正しくスキルを身につけることができます。1:何を学ぶか、それによってどうなりたいかを考える。これに関してはご自身のブランディングにも関わってきます。スキルを手に入れても効果的でなければ意味がありません。今の自分のスキルとのシナジーやブランディングをしっかり考え慎重に選ぶ必要があります。人生の時間は有限です、何にどれだけ自分の時間的リソースを割いて何を獲得するのかしっかりと考えましょう。ブランディングについてはこちらの記事で簡単に説明しています。https://prismplane.jp/seFqHb3o2:実際に学んでいく手に入れたいスキルが決まったらそれを実際に自分のものにするための動きをしましょう。学び方には様々な方法があります。これについては長くなるので後述します。3:情報をアウトプットする人は情報をアウトプットすることでより一層スムーズにものを学ぶことが可能です。一度情報を咀嚼し、自分の表現に言い換え伝える必要があるので、ただみたり聞いたりする数倍の効率で物事を学ぶことができます。また、それを通して新たなファンやクライアント、仲間を獲得することもあります。リスキリングに効率のいい学習方法は?フリーランスクリエイターがリスキリングする方法は様々です。特にサービスが増えすぎた現在、正しい方法を見つけることが逆に難しくなっています。・技術書などから独学で学ぶ・スクールに通う・クラウドソーシングで実際に案件をこなす・スキルのある仲間を作り、教えてもらうなど様々です。ここでは、それぞれの特徴について説明していきましょう。技術書などから独学で学ぶ技術書などは情報が古い場合もありますが、様々情報ソースに比べコストがかかることもあり慎重に作成されています。その分質も高く、良質な情報を手に入れることができます。その反面、モチベーションなどは自分で管理する必要があり多くの場合壁にぶつかるか、単純に飽きてやめてしまうことも多々あります。スクールに通うフリーランスや副業が様々な場所で推奨されたことによりスクール事業や情報商材が活発化しています。もちろん素晴らしいスクールも存在しますが、最低限のスキルを提供し案件の獲得手段などは提供せず、マーケティングやブランディングのスキルがないクリエイターにとっては厳しい状況が続いているのも事実です。そしてそういったクリエイターは後述するクラウドソーシングに流れていき、マーケティングの術がない為価格で対抗することになります。また、スクールはコストも高く慎重に選ぶ必要があります。クラウドソーシングで実際に案件をこなすスキルが未熟な状態では挑戦するのが難しいかもしれませんが、クラウドソーシングサイトなどのコンペで実際に案件をこなす方法もあります。しかし、マーケティングやブランディングのスキルなしに選ばれるには実績や低単価での提案が必要となります。ただし、他の方法とは違い実際にクライアントの求めるものを見たり他のクリエイターの作品を見ることのできる貴重な機会でもあります。スキルのある仲間を作り、教えてもらう正直最もおすすめの方法になります。実際の現場でしか学べない知識も手に入る上、相談する相手ができフィードバックも受けられます。また、メンターや仲間を作ることは非常にモチベーションの維持に役立ちます。仲間を探す方法は各種SNSを活用する他、僕が代表を務めるクリエイターチーム「TRYANGLE」などを活用することでも可能です。詳細はこちらからhttps://tryangle.space/僕の考える最良の学習方法以上の方法をうまく組み合わせることで、最も効率よく尚且つコストをかけずに学習することが可能です。具体的には以下の流れになります。1:コミュニティやSNSを通してスキルのある仲間を見つけるhttps://tryangle.space/2:技術書などを手に入れ、実際に創作活動に励みます3:制作物をコミュニティやブログ、SNSでアウトプット4:スキルがある程度ついたらクラウドソーシングで武者修行する単価が低いなどの問題点はありますが、練習の場としてはこの上ない効果を発揮しますスキルを試しつつクライアントとの関わりを学び、ポートフォリオを拡充しましょう。基本的にはこの流れでかなりスムーズに技術の取得ができます。大事なのは続けること、フィードバックを受けること、体系的に全てを学ぶのではなく目標を決めそれに必要な知識をつける流れを意識することです。また、他社の作品を見ることも大いに役立ちます。最後にいかがでしたか?最後に僕の運営するクリエイターチームの紹介をさせてください。「TRYANGLE」のおもな優位性、独自性、クリエイターにとっての魅力、メリットは次のとおりです。 1.クリエイターをめざしている人、プロのクリエイターならジャンルを問わずだれでも無料で参加できるグラフィック、プロダクト、ファッション分野のデザイナーをはじめ、映像、音楽、IT、ライティングなどすべてのクリエイターおよびクリエイターをめざす人が無料で参加できるコミュニティーです。 2.スキルアップ、発信力の向上、実績やノウハウをつちかっていける環境と機会を提供無料セミナーの定期開催、テーマに沿って作品を投稿できるイベント「創龍祭」などを実施してスキルアップを支援しているほか、発信力を高めていけるクリエイターのためのメディア「CreativeLegion」を運営。クリエイター同士で協力して作品を制作するなどの機会を通して、新しい案件の獲得などをサポートしています。現在500名を超える参加者があなたを待っています。https://tryangle.space/是非ご参加くださいませ。