思い立ったらできる!個展・グループ展の開き方~計画編~ | CreativeLegion 読み込まれました

思い立ったらできる!
個展・グループ展の開き方~計画編~

こんにちは!デザイナー・イラストレーターの眩目くるめと申します。

イラストやハンドメイドなど、多岐にわたる表現活動はその発表形式もさまざま。
SNSに手軽に作品をアップできる現代だからこそ、対面で直接作品の魅力を伝えられる展示会という方法に着目してみるのはいかがでしょうか?
生で目の前にするからこそ伝えられる、迫力や繊細な存在感の魅力があるかもしれません。
また、立体の作品・商品であれば、手に取れることでより身近で愛着の湧くものとして感じてもらえることも。

私はこれまで、いくつかのレンタルギャラリーをお借りしたり、グループ展に参加したりして展示会での作品発表を行ってきました。
「展示会・展覧会を開くのって難しそう…」「開催してみたいけど、何からはじめたらいいんだろう?」というお声をよく聞きますので、これまでのわたしの経験から個展やグループ展って開くのって意外と難しくない!ということをお伝えしたいと思います!


展示会を企画しよう!

目次

コンセプトを考える

まずは、どんな展示会を開きたいかを検討しましょう。
展示する内容や作品によって適した展示方法はさまざまです。「こういった作品でなければ展示はできない!」ということはありません。

平面的なイラスト・絵画や映像などの作品、立体造形や手芸作品などの身近によく見かける展示物以外にも、小説や詩といった文芸作品や音楽や音声など音を使った表現による作品、活動や研究内容の発表など一見して目に見えないものについても、工夫によって魅力を伝えることができます。

自分らしく作品を発表するにはどうすればいいか、展示の方式と一緒に考えてみましょう。

個展・グループ展の違い

個展

個展は、自分ひとりで展示会のすべてを決めることができるのがメリット。
自分の個性や作品のテーマ性を強く押し出した「自分だけの作品の見せ方」ができます。
一方で、開催に係る費用や人手は自分で捻出する必要があります。

グループ展

グループ展は複数の作家が多様な作品を展示する場です。
少ない作品数からでも出展できる気軽な公募展も存在します。
展示自体になじみがないという人は、こういった公募び参加して経験値を積むのも一つの手段です。
なお、自分で展示メンバーを公募する場合は個人情報や金銭のやりとりが生じることも。作品を預けるにあたってお互い信頼のできる方法で協力できるように気をつけましょう。

会場選び

予算や期間、広さ、立地、会場自体の雰囲気など、ご自分の作品に合ったスペースを探してみましょう。
例えば…

  • ギャラリー・貸画廊

  • 公民館・図書館などの公共施設

  • レンタルルームなどの多目的スペース

  • カフェや雑貨店のギャラリースペース

他にも、身近な場所で好条件が見つかるかもしれません。
実際に開催されている展示の場に赴いて、自分の作品のイメージに近い発表ができる場を探すというのもひとつです。
SNSで展示会の情報を発信していることも多いので、足を運んでみて「自分ならどうしたいか?」をぜひ考えてみてください。

見学に行ってみよう

ギャラリーやレンタルスペースに事前に見学に行くときは、室内の寸法が図れるようなメジャーや搬入経路なども事前に確認しておくとスムーズです。用意できる作品数・大きさに対して会場の広さが適切かどうかも実際に確かめておきましょう。
漆器や電子機器の使用、音を出したりする展示など、展示方法によって難しい点がないかも確認しておく必要があります。

準備編へ続く

計画編では、実際に展示を開催するために最初に検討するコンセプト会場選びについてご紹介しました。

準備編では、展示会の告知方法や作品の搬入・搬出についてなど、具体的な準備方法についてご紹介してまいります!


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